膝の痛みでよくあるお悩み
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長い距離を
歩くと膝が
痛くなってくる -
立ち上がる時に
膝に痛みが出る -
膝の変形を
自分でも予防
していきたい -
スポーツでの
膝の痛みを
少しでも
改善したい
つらい膝の痛み、原因別に対処することが大切です
膝は日常動作で常に負担がかかっており、
使いすぎやケガによって痛みが生じやすい箇所になっています。
中高年だけではなく、スポーツによって若い方でも痛みが出る可能性はありますので、
しっかりと対処法を知っておくことが大切です。
こちらのページでは膝の痛みをテーマに、原因と対策について詳しくまとめてあります。
予防法もご紹介していますので、つらい痛みを我慢してしまっている方や、
日常的にスポーツをされている方はぜひ最後までご覧になってみてください。
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つらい膝の痛み、日常が原因となっているケース
膝の痛みといえば高齢者をイメージされる方が多いかもしれません。
もちろん加齢によって痛みは出やすくなるのですが、スポーツによる使いすぎ、ケガによっては若い方でも膝の痛みが生じる可能性はあります。
こちらでは、スポーツによる膝の痛みをメインに原因を詳しくご紹介していきます。
【膝の痛みの主な原因】
膝関節は大腿骨(太ももの骨)、脛骨(すねの骨)、膝蓋骨(膝のお皿)の3つの骨から形成される、人体で最も大きい関節になります。
加齢によって関節軟骨がすり減ることででる膝の痛みを「変形性膝関節症」と言います。
主に中高年の方に発症しやすいです。
その他スポーツによるケガでも、膝の痛みが出るケースは多くなっています。
<靭帯損傷>
膝関節に強い外力が加わり、靭帯を損傷することで膝の痛みに繋がる場合があります。
・コンタクトスポーツでの激しい接触
膝の過伸展、膝の強打
・急な方向転換、ダッシュからの急停止、ジャンプの着地など
膝関節への強い捻りの力
※膝の靭帯は4本あります。
・前十字靭帯
大腿骨に対して脛骨が前方に動かないように支えている靭帯(過伸展、ジャンプの着地などで負担がかかりやすい)
・後十字靭帯
大腿骨に対して脛骨が後方に動かないように支えている靭帯(膝の強打で損傷する可能性がある)
・内側側副靭帯
膝の内側にある靭帯。膝の外反で痛めやすい。
・外側側副靭帯
膝の外側にある靭帯。膝の内反で痛めやすい。
体重が加わった状態で関節を捻ると、靭帯損傷だけではなく「半月板」も損傷してしまう可能性があります。
半月板は膝関節の間でクッションの役割をしている組織です。
<筋肉性(使いすぎ)による痛み>
スポーツでのオーバーユースによって膝の痛みが生じる場合があります。
代表的な症状としては、次のようなものが挙げられます。
・オスグッド
サッカーのキック動作、ジャンプの繰り返し。脛骨粗面(お皿の下あたり)が出っ張り、痛みを生じる。
・ジャンパー膝
ジャンプ動作の繰り返し。膝のお皿の上もしくは下に痛みが出やすい。
・ランナー膝
ランニングによって生じる、膝の外側の痛み。
などが挙げられます。
筋力不足(アンバランス)になっていると関節を支える力が弱くなるため、膝に負担がかかりやすくなります。
また、アライメントの崩れ(O脚、X脚など)がある場合も膝の痛みに繋がりやすくなります。
<病気による膝の痛み>
関節リウマチで膝関節に炎症が広がってしまうと、膝の痛みに繋がる場合があります。
リウマチは中年の女性に発症しやすいと言われています。
膝の痛みへの対処法と日常でできる予防法
スポーツによって膝に痛みが生じた場合、どのような対処をすれば良いのでしょうか?
「靭帯損傷」「使いすぎ」「リウマチ」のケースごとに対処法を詳しくご紹介していきます。
簡単にできる再発予防もご紹介していますので、ぜひ実践してみてください。
【靭帯損傷に対する対処法】
損傷の程度にもよりますが、多くの症状は保存的に回復を目指していきます。
膝を包帯やテーピングによって固定・安静にし、炎症がある場合は氷水によって冷却します。
強い痛み、炎症がおさまりましたら、ストレッチや体操によって徐々に関節を動かしていきます。
重症の場合もあるため、自己判断せず早めに医療機関や接骨院・整骨院にいくことをおすすめします。
【筋肉性(使いすぎ)による痛みの対処法】
損傷の悪化を防ぐために、運動を休止しましょう。
成長期の子どもに発生しやすいオスグッドは、悪化させると変形や痛みが残る可能性もあるため注意が必要です。
炎症があるようでしたら氷水で冷却し、テーピングによって固定・安静にします。
中途半端に回復した状態でスポーツに復帰すると、再発する可能性が高くなります。
医療機関や接骨院・整骨院など専門家に相談するようにしましょう。
もし膝の痛みを繰り返しているようでしたら、身体の使い方が間違っている可能性も考えられます。
負担のかかりにくい、正しいフォームを身につけるように練習しましょう。
【関節リウマチの対処法】
関節リウマチは病気になりますので、薬による治療がメインになります。
そのため、関節破壊が進む前のなるべく早い段階で医療機関に行くようにしましょう。
【膝の痛みの予防法】
<膝まわりの筋力強化>
膝まわりの筋肉(大腿四頭筋)をスクワットで鍛えましょう。
肩幅よりやや広めにして立ちます。
・膝がつま先より前に出ないようにする
・膝とつま先の向いている方向がずれないようにする
こちらの2点に注意しながら、お尻を真下に落としていきましょう。
また、太もも前から内腿に負荷が加わるように意識してください。
靭帯損傷で長期間固定した場合は筋力が低下しやすいため、リハビリとしてもスクワットはおすすめです。
<ストレッチ>
膝前の大腿四頭筋が緊張している場合、オスグッドやジャンパー膝など膝の痛みへと繋がりやすくなります。
膝を曲げた状態で上半身を後ろに倒していくと、太もも前のストレッチができます。
また、お風呂の中でもも前をセルフマッサージすることも、膝の負担軽減に効果的です。
<ゆがみの改善(インソール)>
骨格(骨盤)のゆがみがある場合、荷重バランスの崩れから膝に負担がかかりやすくなります。
お尻、太もものストレッチでアンバランスを解消しておくようにしましょう。
また、靴底にインソールを入れることでも荷重バランスを整えることができます。
ゆがみやバランスについては自分ではわかりにくいため、接骨院・整骨院など専門家に相談することをおすすめします。
整骨院 專【膝の痛み】アプローチ方法
膝の痛みの原因はさまざまです。
スジを違える、足をくじく、靭帯を痛める、軟骨を痛めるといったケガが原因である場合もありますし、変形性関節症(関節の炎症)、腱炎(腱の炎症)、滑液包炎(膝のクッションである液体の入った袋の炎症)といった生体反応が原因の時もあります。
膝の靭帯損傷の場合は、まず炎症が膝で起きて、膝が熱を持ったり、腫れたりしてきます。
また、痛みが膝を動かすことによって現れ、酷い場合は安静にしている際にも痛みがあります。
関節を安定させる役目を靭帯は持っているため、膝が不安定になるのを感じる場合もあります。
靭帯損傷だけでなく、膝の痛みに関しては、どのような痛みなのか、状態を把握したうえで、年齢、靭帯損傷の具合、どのくらいの運動をその後の生活で行うかなどというようなことをトータル的に考慮して、本人と相談して施術方法を決めます。
どの施術方法でも、損傷したすぐ後は強い炎症があるケースが多いので、テーピングや包帯、ギプスなどで固定するなど安静にして、膝の関節に運動制限をすることで、まず炎症を抑えるようにします。
著者 Writer
- 院長:増田 和義(マスダ カズヨシ)
- 1982年生まれ B型
群馬県太田市出身
趣味 パソコン
<ご来院される方へ>
当院では皆さんのお身体の問題を、問題の起きている動きから考えさせて頂き、運動学・解剖学に照らし合わせて読み解いていくことをさせて頂いております。
痛みがあるといっても、痛みのある部分が悪いところではないということもあります。
運動学や解剖学で考える理由はそんなところから来ています。
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