中年女性に多いテニス肘、原因は肘だけじゃない?整骨院 專が解説
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家事の途中でフライパンを持ち上げた時に肘の外側がズキッとしたり、ペットボトルのふたが開けにくくなったり。テニスをしていないのにテニス肘と言われて戸惑う方もいます。湿布や安静を意識してもぶり返してしまい、結局どこが悪いのか分からないまま我慢していませんか?実は肘だけに原因があるとは限らず、手首や肩、首の使い方が関係することもあります。この記事では中年女性に起こりやすい背景と、日常で気をつけたい点を整理していきます。
テニス肘の基本理解と起こる場所
肘の痛みは一言でまとめられがちですが、どこが痛むか、どんな動きで痛むかで考え方が変わります。まずはテニス肘がどんな状態を指すのか、基本から一緒に確認していきましょう。痛みの位置を言葉にできるだけでも、対策が立てやすくなります。
テニス肘とは何か
テニス肘は正式には上腕骨外側上顆炎と呼ばれ、肘の外側の出っ張り付近に痛みが出やすい状態です。手首を反らす、物をつかんで持ち上げる、雑巾を絞るなどの動きで、前腕の筋肉が繰り返し引っ張られて負担が積み重なることで起こると考えられています。テニスという名前がついていますが、実際には家事や仕事などの日常動作でも起こることがあります。痛みは肘だけに限らず、前腕の外側にだるさが広がるように感じる方もいます。
肘の外側が痛む理由
肘の外側には、手首や指を伸ばす筋肉の付け根が集まっています。たとえばフライパンを持つ時や、マウス操作で手首を少し反らせた姿勢が続く時、筋肉はずっと緊張しやすくなります。その結果、付け根の部分に小さな負担が繰り返され、動かした瞬間に痛みとして出やすくなります。特に肘を伸ばしたまま物を持つ、手首だけで作業をする癖があると、肘の外側に負担が集中しやすいです。
似た症状との見分けポイント
肘の外側が痛い場合でも、別の状態が隠れていることがあります。目安として、物を握って持ち上げると痛む、タオルを絞ると痛む、手首を反らすと肘外側が痛むといった特徴がそろうとテニス肘の可能性が考えられます。一方で、しびれが強い、指先の感覚が変、首を動かすと腕まで響くなどがある場合は、肘以外の影響も疑われます。腫れが目立つ、熱っぽい、転んだ後から急に痛いといった時は、外傷の可能性もあるため早めの確認が安心です。
中年女性に起こりやすい背景
中年女性にテニス肘が起こりやすいと言われるのには、生活の中に理由が隠れていることが多いです。スポーツだけでなく、家事、仕事、家族のサポートなど、毎日の積み重ねが肘に表れやすくなります。ここでは背景を三つに分けて整理します。
家事や仕事で増える手首の反復動作
包丁で切る、フライパンを振る、掃除機を押す、雑巾を絞る。どれも手首と指をよく使う動きです。仕事でも、パソコンのマウス操作、書類をめくる、レジ作業、製造や検品でのつまむ動作など、同じ動きを繰り返す場面があります。こうした反復動作は、前腕の筋肉を疲れさせやすく、結果として肘の外側に負担が集まりやすくなります。痛みが出た側の手をかばうことで、反対側や肩にも負担が広がることもあります。
筋力や柔軟性の変化と負担の偏り
年齢とともに筋力や柔軟性が少しずつ変化すると、同じ作業でも体の使い方が偏りやすくなります。たとえば肩や背中が硬くなると、腕を体幹で支えにくくなり、手首と肘で頑張る形になりがちです。握力が落ちてくると、物を落とさないように強く握る癖が出て、前腕の筋肉が常に緊張します。負担が一点に集まる状態が続くと、肘の外側に違和感が出やすくなります。
更年期世代に意識したい体調変化
更年期の時期は睡眠の質が落ちたり、疲れが抜けにくかったりと、体の回復力に影響が出る方もいます。すると、いつもなら休めば落ち着くはずの疲労が残り、筋肉の張りが続きやすくなります。また、気温差で冷えやすい季節は、前腕がこわばって動きが硬くなり、肘への負担が増えることがあります。体調の波がある時期だからこそ、痛みを我慢して使い続けないことが大切です。
原因は肘だけではない可能性
テニス肘という名前から肘だけに目が向きやすいのですが、日常の動作は手首、肘、肩、首が連動しています。どこかが硬い、うまく使えていないとなると、別の場所が代わりに頑張ってしまいます。肘の外側がつらい時ほど、周辺の状態も一緒に見直してみてください。
手首と前腕の使い過ぎによる連鎖
手首を反らせた姿勢での作業が続くと、前腕の外側の筋肉が休みにくくなります。すると筋肉の張りが強くなり、肘の付け根を引っ張る力も増えます。さらに、指先の細かい作業が多い方は、つまむ動作で前腕が疲れやすく、肘にまで影響が出ることがあります。痛みがある側の手首を触ってみて、硬さや張りが強い場合は、肘だけでなく前腕のケアも必要になりやすいです。
肩甲骨と肩まわりの硬さ
肩甲骨が動きにくいと、腕を上げる、物を前に出すといった動作を肩や肘で補いやすくなります。たとえば洗濯物を干す、台所で鍋を持つ、買い物袋を持つなど、腕を体から離して使う場面で負担が増えます。肩が内側に巻き込む姿勢が続くと、前腕に力が入りやすく、結果として肘外側の痛みにつながることがあります。肘が痛いのに肩が張るという方は、この連動を疑ってみる価値があります。
首や背中のこわばりと腕の使い方
首や背中がこわばると、腕に向かう神経や血流の環境が影響を受けることがあります。もちろん全てが首の問題というわけではありませんが、首が固いと腕が重く感じたり、力が入りやすくなったりする方もいます。デスクワークで前かがみが続く、スマホを見る時間が長いなどは、首と背中が丸まりやすい条件です。肘の痛みと一緒に、肩から腕がだるい、背中が張るといった感覚がある場合は、姿勢の影響も視野に入れて考えると整理しやすいです。
テニスや部活で起こるテニス肘のきっかけ
ここからはスポーツによるきっかけです。テニスに限らず、バドミントンや卓球、野球の打撃練習など、手首と肘をよく使う競技で似た負担が起こります。学生の部活でも、大人の趣味でも、急に負荷が増えると痛みが出やすくなります。
ラケットの握り方とグリップの強さ
ラケットを落とさないように強く握り続けると、前腕の筋肉がずっと働き、肘の外側に負担が集まりやすくなります。特に緊張する場面や、速い球に対応しようとする時に握りが強くなりがちです。グリップが細すぎる、滑りやすいなど道具の条件でも握りが強くなることがあります。握る力をゼロにするのは難しいですが、必要以上に力みやすい癖がないかは見直しポイントです。
フォームの崩れと肘への集中負荷
体幹や肩甲骨を使ってスイングできている時は、力が分散しやすくなります。反対に、腕だけで振る、手首だけで合わせるようなフォームになると、肘の外側に負担が集中しやすいです。疲れてくるとフォームが崩れやすく、最後の数ゲームや練習終盤に痛みが出る方もいます。動画でフォームを見返す、コーチに確認してもらうなど、肘以外の使い方を整えることが負担軽減につながる場合があります。
練習量の急増と休養不足
大会前で練習が増える、久しぶりに再開していきなり長時間打つなど、負荷の上げ方が急だと痛みが出やすくなります。筋肉や腱は慣れるまで時間が必要です。痛みが出始めた時に無理をすると、動かすたびに気になってフォームが崩れ、別の場所まで張ってくることもあります。練習の頻度や時間を一度見直し、休む日を作ることも、長く競技を続けるための工夫になります。
スポーツ以外で増えるテニス肘の場面
テニス肘は日常動作でも起こりやすく、むしろ原因が思い当たりにくい分、気づくのが遅れることがあります。ここでは中年女性の生活でよくある場面に絞って、負担がかかりやすい動きを具体的に挙げます。自分の生活に当てはまるものがないか、軽くチェックしてみてください。
フライパンや包丁など家事動作の負担
フライパンを片手で持って振る、鍋を持ち上げて注ぐ、固い食材を包丁で切る。これらは手首を固定したまま力を入れやすく、前腕から肘に負担がかかりやすいです。雑巾を絞る動作も、手首を反らせたりひねったりするため、肘外側に痛みが出るきっかけになります。対策としては、両手を使う、鍋は置いたままお玉で移す、包丁は力任せに押さず刃を動かす意識にするなど、動作を少し変えるだけでも負担が変わります。
パソコン作業やスマホ操作の積み重ね
マウス操作は手首が反った状態になりやすく、クリックの繰り返しも前腕を疲れさせます。キーボードでも手首を浮かせたまま打つ癖があると、緊張が続きやすいです。スマホは親指を酷使しやすく、前腕の張りにつながることがあります。肘がつらい時は、肘掛けやクッションで前腕を支える、マウスを握り込まない、こまめに手を休めるなど、積み重ねを減らす工夫が現実的です。
抱っこや介護で起こる肘外側の痛み
子どもの抱っこや家族の介助では、相手の体重を支えるために腕に力が入り続けます。特に手のひらを上に向けて持ち上げる動作や、腕を伸ばしたまま支える姿勢は、肘に負担がかかりやすいです。介護で衣類の着脱を手伝う、体位変換をするなども、手首と肘を固定して力を出しやすい動きです。可能なら体に近づけて持つ、道具を使う、家族で役割を分けるなど、肘だけで頑張らない環境づくりも大切です。
セルフケアと生活での工夫
痛みがある時ほど、何をしてよくて何を避けるべきか迷いますよね。ここでは一般的に負担を減らしやすい考え方をまとめます。無理に強い刺激を入れるより、まずは肘に集まっている負担を減らすことから始めるのが安全です。
痛みがある時期に避けたい動作
痛い動きを繰り返すと、肘の外側が落ち着きにくくなることがあります。特に避けたいのは、肘を伸ばしたまま重い物を持つ、手首を反らせたまま力を入れる、雑巾を強く絞る、硬いふたを勢いよく開けるなどです。どうしても必要な作業は、回数を減らす、両手を使う、道具に頼るなどで負担を分散させてください。痛みが強い日は作業の順番を変えて休憩を挟むだけでも違います。
前腕のストレッチと負担を減らす使い方
前腕の筋肉が張っている場合、軽いストレッチが役立つことがあります。目安は痛みを我慢して伸ばさないことです。肘を伸ばして手のひらを下に向け、反対の手で手首をゆっくり下に曲げて前腕の外側が伸びる感覚を確認します。呼吸を止めずに短時間から行い、痛みが増える時は中止してください。使い方の工夫としては、手首だけで動かさず肘と肩も一緒に動かす、物を持つ時は体に近づける、持ち手を太くして握り込みを減らすといった方法があります。
サポーターやテーピングの考え方
サポーターやテーピングは、動作時の負担を減らす補助として使われることがあります。ポイントは、つければ何をしてもよいという考え方にしないことです。締め付けが強すぎると違和感が出ることもあるため、しびれや冷えを感じたら調整が必要です。また、痛む場所そのものではなく、前腕の筋肉の部分を支えるタイプが合う場合もあります。自分の痛み方に合うかどうかは個人差があるので、迷う時は専門家に相談すると安心です。
受診の目安と注意したいサイン
肘の痛みは様子を見てよいケースもありますが、見逃したくないサインもあります。ここでは受診を考える目安を整理します。自己判断が難しい時ほど、早めに相談できる窓口を持っておくと気持ちが楽になります。
安静でも痛む場合の考え方
動かした時だけでなく、じっとしていてもズキズキする、夜に痛みで目が覚めるといった場合は、負担が強くかかっている可能性があります。炎症が強い時期は、ストレッチや筋トレを頑張るより、まず負担を減らして状況を確認することが大切です。痛み止めの使用や医療機関の受診が必要になることもあるため、我慢を続けないでください。
しびれや握力低下がある場合の注意
肘の痛みだけでなく、手のしびれ、指先の感覚の変化、握力が入りにくいなどがある場合は注意が必要です。肘周辺だけでなく、首や神経の影響が関係するケースも考えられます。物を落としやすい、ボタンが留めにくいなど日常生活に影響が出ている時は、早めの確認が安心です。
長引く痛みで確認したいポイント
数週間以上続く、良くなったと思ったらすぐ戻る、痛みの範囲が広がってきた。こうした場合は、肘の使い方だけでなく、肩や手首、姿勢、生活動作の癖なども含めて見直す必要が出てきます。また、スポーツを続けたい方は、練習内容の調整やフォームの確認も重要です。長引くほど不安も増えやすいので、早めに状態を整理しておくと次の一手が選びやすくなります。
整骨院 專での考え方と対応範囲
肘の外側が痛い時、肘だけを見て終わりにしないことが大切です。整骨院では、日常動作やスポーツ動作の聞き取りをもとに、負担が集まっている理由を一緒に探していきます。ここでは整骨院 專がどのような範囲を扱っているかを、分かりやすくまとめます。
群馬県太田市の整骨院としての対応領域
整骨院 專は群馬県太田市にある整骨院です。捻挫、肉離れ、ぎっくり腰、寝違え、交通事故によるむち打ちなど、スポーツでのケガから日常生活での不調まで幅広く相談を受けています。テニス肘のように、スポーツがきっかけのケースだけでなく、家事や仕事での負担が積み重なった肘の痛みについても、状態の確認と日常での注意点の提案を行っています。
解剖学にもとづく身体の状態確認
当院では、痛みが出る動きや生活背景を丁寧にうかがい、解剖学の考え方をもとに身体の状態を確認していきます。肘の外側が痛い場合でも、前腕の張り、手首の使い方、肩甲骨や首の動きなど、負担が集中する流れを整理することが大切です。その上で、状態に合わせた施術や、日常動作での工夫を提案していきます。即効性と持続性をコンセプトに、早期に落ち着くことを目指しつつ、再発につながりやすい癖にも目を向けます。
スポーツ外傷から日常の不調までの相談先
スポーツでは捻挫、肉離れ、シンスプリント、野球肘、ジャンパー膝など、繰り返し負担がかかる症状の相談があります。スポーツ以外でも、慢性的な腰痛や肩こり、猫背、膝の痛み、むくみや冷え、身体のゆがみなど、生活の中で気になる不調は人それぞれです。テニス肘の痛みがある方も、肘だけに原因があるとは限らないため、全身の使い方を含めて相談できる場所として活用してください。
まとめ
テニス肘は肘の外側に痛みが出やすい状態で、手首や指を使う反復動作が重なると負担が積み上がりやすいです。中年女性の場合、家事や仕事、抱っこや介護などで手首と前腕を使う機会が多く、筋力や柔軟性の変化、体調の波も重なって起こりやすくなります。さらに、原因が肘だけでなく、前腕の張り、肩甲骨の硬さ、首や背中のこわばりなど、体の連動の中で負担が集中しているケースもあります。痛みがある時期は無理に使い続けず、避けたい動作を減らし、前腕のケアや作業の工夫で負担を分散させてみてください。しびれや握力低下、安静時の痛み、長引く症状がある場合は、早めに状態を確認することが安心につながります。
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